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ハワイ生活の医療事情|小児科・薬の受け取り・医療費と保険のリアル体験談

ハワイの小児科診察室 ハワイ
ハワイの小児科診察室

海外生活で大きな不安材料となるのが「病気になったときどうするか」という問題です。特に子どもを育てながら暮らす家庭にとって、医療環境の整備は生活基盤を整える上で最優先事項といえます。

私自身、夫の仕事の都合でハワイに移住し、小学生の子どもを育てながら生活する中で、日本とは全く異なる医療制度や病院の仕組みに戸惑い、試行錯誤を重ねてきました。言語の壁、予約システムの違い、そして想像以上に高額な医療費など、実際に暮らしてみて初めて分かったことがたくさんあります。

この記事では、実際に私が経験した小児科受診のリアル薬の受け取り方の違い予防接種の注意点、そして高額な医療費と保険の賢い選び方について、具体的なエピソードを交えながら詳しくまとめます。これからハワイでの生活を始める方、移住を検討している方の参考になれば幸いです。

ハワイの医療事情の特徴と日本との違い

まず知っておきたいのは、日本とアメリカ(ハワイ)の医療制度は根本的に異なるという点です。日本では保険証を提示すれば全国どの病院にも比較的気軽にかかれますし、診療所も数多く点在しています。しかし、ハワイではそうはいきません。

かかりつけ医制度(Primary Care Physician)が基本

ハワイを含むアメリカ全土では、かかりつけ医制度(Primary Care Physician)が医療の基本となっています。これは、まず登録したかかりつけ医(プライマリーケア医師)に診てもらい、必要に応じて専門医を紹介してもらうという仕組みです。

日本のように「今日は内科、明日は皮膚科」と自由に病院を選んで受診することはできません。まずはかかりつけ医の診察を受け、その医師が「専門医の診察が必要」と判断した場合に初めて、専門医への紹介状(リファラル)が発行されます。この手順を踏まないと、保険が適用されなかったり、そもそも専門医に診てもらえないこともあります。

完全予約制で飛び込み受診はできない

さらに診療は予約制が基本で、日本のように体調が悪いからといって飛び込みで病院に行くことはほとんどできません。予約なしで受診できるのは、緊急外来(アージェントケアやER)のみで、これらの施設は待ち時間が非常に長く、また医療費も高額になりがちです。

そのため、軽い風邪や慢性的な症状であれば、数日から1週間程度待って予約を取り、かかりつけ医に診てもらうのが一般的な流れとなります。急な体調不良に備えて、普段から信頼できるかかりつけ医を確保しておくことが、ハワイでの安心な生活につながります。

医療費は驚くほど高額

また、ハワイの医療費は非常に高額です。保険に加入していなければ、風邪で診てもらうだけでも数万円単位、場合によっては10万円以上の請求になることも珍しくありません。救急外来の利用や入院ともなれば、数十万円から数百万円という金額が発生することもあります。そのため、医療保険への加入は生活必需品といえるレベルで重要です。

我が家が加入していたのは夫の職場で推奨されていた医療保険で、これにより家族全員が安心して医療を受けられる環境を整えることができました。どの保険に入ればよいか迷う場合は、職場や学校、地域のコミュニティに問い合わせるのが一番確実です。

特にハワイでは、加入する保険によって選べるドクターが変わるという仕組みがあります。保険会社と提携している医師のリスト(ネットワーク)があり、そのリスト内の医師を受診すれば保険が適用されますが、リスト外の医師を受診すると自己負担額が跳ね上がったり、全額自己負担になることもあります。そのため、保険を選ぶ際には対応医師のリストも併せて確認しておくことが大切です。

このように、日本の「気軽にどこでも病院へ行ける」という感覚とは大きく違う点があり、事前準備と情報収集が安心につながります。次の章では、特に子育て家庭にとって重要な小児科受診について、私自身の体験談を交えて詳しく紹介します。

小児科受診のリアル体験談

子どもがいる家庭にとって一番気になるのが小児科の選び方と受診方法です。子どもは急に熱を出したり、ケガをしたりすることも多く、信頼できる小児科医を確保しておくことは親にとって大きな安心材料になります。

日本語が話せる小児科医との出会い

我が家の場合、10年ほど前にハワイで長女を出産した際に、日本語が話せる小児科医をかかりつけに選ぶことができました。英語が十分に話せなくても、子どもの症状を正確に伝えられる環境があるというのは、親として大きな支えになります。

「いつから熱があるのか」「どんな痛み方なのか」「食欲はあるか」といった細かいニュアンスを母国語で伝えられることで、診断の精度も上がりますし、何より安心感が違います。10年の時を経て2回目のハワイ滞在でも、この先生にかかりつけをお願いすることができ、子どもたちも慣れた環境で診察を受けられたことは本当に幸運でした。

学校編入前の検診も安心して受診

特に助かったのが、子どもの小学校への編入前に必要な健康診断の際です。アメリカの学校に編入するには、指定されたフォーマットでの健康診断書と予防接種の記録が必須となります。これらの書類を英語で正確に準備する必要があり、不備があると入学手続きが遅れてしまいます。

日本語が通じる小児科医であれば、必要な書類の説明も分かりやすく、記入漏れや不備の心配も少なくなります。私たちも編入前検診では、先生が丁寧に必要事項を説明してくれたおかげで、スムーズに手続きを進めることができました。不安を感じずに受診できたのは、この選択のおかげだと心から感じています。

かかりつけ医は早めに決めておくことが重要

ハワイの病院はかかりつけ制・予約制が基本です。そのため、引っ越してすぐに、可能ならば日本にいるうちにかかりつけ医を決めておくことを強くおすすめします。

急に熱を出したり、ケガをした時に初めて小児科を探し始めると、新患を受け入れている病院が限られていたり、予約が数週間先まで埋まっていたりして、診てもらえるまでにかなり時間がかかってしまうこともあります。また、現地の学校に編入するには健康診断が必須ですので、編入手続きを始める前にかかりつけ医を確保しておかないと、入学時期が遅れてしまう可能性もあります。

予防接種のスケジュール管理も重要

また、予防接種についてもかかりつけ医を通してスケジュール管理を行います。アメリカと日本では予防接種のスケジュールや種類に違いがあり、アメリカの学校に入学する際には、日本では任意接種だったワクチンが必須になっていたり、追加接種が必要になるものもあります。

私たちも現地の学校への編入の際に、予防接種記録を確認したところ、不足しているワクチンがあることが判明しました。そこで、日本を出発する前に必要なワクチンを受けてから渡航したのですが、それでも結局1種類足りず、ハワイに渡航してから急遽接種することになってしまいました。

それでも、日本語の話せる先生でしたので、どのワクチンがなぜ必要なのか、副反応のリスクはどの程度なのかなど、詳しく説明してもらい、安心して接種してもらうことができました。英語だけでは理解しきれなかったかもしれない細かい情報も、母国語で確認できることで納得して医療を受けられます。

小児科医を探す際のチェックポイント

小児科医を探す際には、以下のポイントを事前に確認しておくと安心です。

  • 日本語対応があるかどうか:言語の壁は医療において重要な問題です
  • 加入している保険で通えるか:保険適用外だと医療費が高額になります
  • 新患を受け入れているか:人気の医師は新規患者を受け付けていない場合もあります
  • 診療所の場所とアクセス:急な受診の際にも通いやすい立地が理想的です
  • 診療時間と予約の取りやすさ:働いている場合は診療時間も重要です

これらの情報は、病院のウェブサイトや電話での問い合わせ、または現地の日本人コミュニティで確認することができます。

診察室の雰囲気と文化の違い

※記事のアイキャッチ画像は、ハワイで実際に受診した小児科の診察室です。次女がベッドに横になっている様子を撮影しました。看護師さんもアロハシャツを着ていて、ハワイらしいリラックスした雰囲気が印象的でした。

私が受診したクリニックもそうでしたが、診察室は基本的に完全個室で、診察時はドクターと患者さんだけ(看護師さんは予診をしてデータを打ち込んだら退室する)という形式です。プライバシーを守る意識は日本よりも高いかもしれません。

日本では診察室のドアが開いていたり、カーテン1枚で仕切られているだけということも多いですが、ハワイでは患者のプライバシー保護が徹底されており、診察内容を他の患者に聞かれる心配がありません。この点も安心して受診できるポイントの一つです。

大人の診察と薬のもらい方

子どもの医療環境だけでなく、大人が病院を受診する際の流れも日本とは大きく異なります。ここでは、私自身が実際に経験した受診の流れと、薬の受け取り方について詳しく解説します。

かかりつけ医(プライマリードクター)の探し方

ハワイで大人が病院を受診する際も、まずかかりつけ医(プライマリードクター)の初診予約を取る必要があります。私の場合は、偏頭痛の持病があり、継続的に薬が必要だったため、現地でも通院する必要がありました。そのため、引越し準備の段階から医師探しを始めました。

探し方としては、まず大家さんや現地に住む友人におすすめの先生を何人か教えてもらい、その中から候補を絞りました。口コミや実際に通っている人の評価は非常に参考になります。

その上で、以下の点を確認して最終的な決定をしました。

  1. 加入している保険が利用できるか:保険会社のウェブサイトで対応医師を検索できます
  2. 新患を受け入れているか:人気の医師は新規患者を断っていることもあります
  3. 診療所の場所が通いやすいか:継続的に通院する場合、アクセスの良さは重要です
  4. 診療時間が自分のスケジュールに合うか:仕事をしている場合は特に重要です

これらの情報はインターネットで確認し、条件に合う医師に初診を申し込みました。初診の予約は電話またはオンラインで行うことができますが、英語でのやり取りが必要になります。

英語での診察と事前準備のコツ

担当してくれた先生は日本語が通じませんでしたが、少しの英語力と翻訳アプリを併用して症状を伝えることができました。特に役立ったのは、診察前に症状や服薬歴を英語でメモしておいたことです。

具体的には以下のような情報を書き出しておきました。

  • 主な症状(頭痛の頻度、痛みの強さ、どんな時に起こるか)
  • これまでの治療歴(日本で処方されていた薬の名前)
  • アレルギーの有無
  • 現在服用している薬やサプリメント
  • 家族歴(遺伝的な病気の有無)

こうした情報を事前に英語でまとめておくことで、診察時に慌てることなく、正確に情報を伝えることができました。また、分からない医療用語があれば、その場でスマートフォンの翻訳アプリを使って確認することも可能です。医師も外国人患者に慣れているため、ゆっくり話してくれたり、理解できているか確認しながら進めてくれました。

薬の受け取り方は日本と全く違う

診察後の薬の受け取り方は、日本とは大きく異なります。日本では診察後に処方箋を紙でもらい、それを持って調剤薬局に行くという流れが一般的ですが、ハワイでは違います。

ハワイでは、病院で処方箋を紙でもらうのではなく、希望する薬局を医師に伝えると、処方箋情報が病院から薬局に直接電子的に送られる仕組みになっています。患者は指定した薬局に行けば、すでに処方情報が届いているため、スムーズに薬を受け取ることができます。

私の場合は、自宅近くの大手スーパーマーケット内にある薬局を指定しました。買い物のついでに薬を受け取れるため、非常に便利でした。薬局では保険証と身分証明書を提示し、処方された薬を待つだけです。通常は15分から30分程度で準備が完了します。

リフィル処方箋の便利さ

また、ハワイを含むアメリカではリフィル処方箋が一般的です。これは、医師があらかじめ「何回まで同じ薬を再度処方できるか」を指定してくれる制度です。

これにより、毎回診察を受けなくても薬局に直接行って薬を受け取れるため、慢性疾患のある人や継続的に服薬が必要な人にとって大きな助けになります。私の場合は最大6回までリフィルできる処方でしたので、2回目からは受診せずに直接薬局へ行き、保険証と身分証を提示して「片頭痛の薬をリフィルしたい」と伝えるだけで薬をもらうことができました。

薬局のスタッフは「リフィル回数は何回残っていますか?」と確認してくれるので、自分で管理する必要はありますが、それさえ把握していればスムーズに薬を受け取れます。

保険があるとはいえ、診察には一定の自己負担がありますし、全額カバーされるわけではありません。そのため、リフィル制度を活用して受診回数を最低限に抑えられたことは、家計にとっても非常に助かりました。診察1回あたりの自己負担が数千円程度でも、年間で考えると大きな差になります。

ただし、薬の種類によってはリフィルができないものもあるため、必ず医師に確認しておきましょう。特に向精神薬や麻薬性鎮痛剤などの管理が厳しい薬は、リフィルが認められていない場合が多いです。

医療費と保険の仕組み

ハワイで暮らす上で避けて通れないのが、医療費と保険の問題です。日本の国民皆保険制度に慣れていると、アメリカの医療費の高さと複雑な保険制度に驚く方も多いでしょう。

保険なしでは生活できないレベルの高額医療費

まず知っておきたいのは、保険に入っていないと診察1回でも驚くほど高額になるということです。簡単な風邪の診察でも数万円、ちょっとした検査が入れば数十万円単位で請求されることも珍しくありません。

例えば、救急外来での受診は保険なしで5万円から10万円以上、入院すれば1日あたり数十万円という金額が発生することもあります。出産費用も保険なしでは数百万円かかるケースもあり、医療破産という言葉が存在するほど深刻な問題となっています。

そのため、医療保険加入は生活の必須条件といえます。旅行者であっても、短期であっても旅行保険への加入は絶対に必要です。

医療保険自体も高額という現実

ただし、医療保険自体も決して安くはありません。家族全員をカバーする保険に加入すると、月額で数万円から十数万円になることも珍しくありません。さらに、カバーされる範囲や自己負担割合、免責金額(デダクタブル)は契約内容によって大きく異なるため、加入前に細かく確認する必要があります。

保険料が安いプランは、その分自己負担額が高かったり、カバーされる医療機関が限定されていたりします。逆に、保険料が高いプランは自己負担が少なく、多くの医療機関で利用できるという特徴があります。自分の健康状態や家族構成、予算に合わせて最適なプランを選ぶことが大切です。

職場や学校の推奨保険が安心

我が家の場合は、夫の職場で推奨されていた医療保険に加入しました。企業が団体契約している保険は、個人で加入するよりも保険料が割安になることが多く、またカバー範囲も充実していることが一般的です。

どの保険に入ればいいか分からない場合は、職場や学校、コミュニティに相談してみるのが最も確実な方法です。特に日本人コミュニティでは、実際に利用している人の体験談や評価を聞くことができるため、非常に参考になります。

留学生の場合は、学校が指定する保険への加入が義務付けられていることもあります。その場合は選択の余地はありませんが、学校が選定した保険であれば最低限の安心は確保されているといえるでしょう。

保険によって選べる医師が変わる

ハワイでは、ドクターが扱っている保険によって、受診できる医師が変わるという仕組みがあります。これは「ネットワーク」と呼ばれるもので、各保険会社と提携している医師や医療機関のリストのことを指します。

保険に加入すると、その保険会社のネットワーク内の医師リストが提供されます。ネットワーク内の医師(イン・ネットワーク)を受診すれば保険が適用されて自己負担が少なくなりますが、ネットワーク外の医師(アウト・オブ・ネットワーク)を受診すると、保険適用外となり自己負担額が大幅に増えたり、場合によっては全額自己負担になることもあります。

せっかく評判の良い先生を見つけても、自分の保険に対応していない場合は受診できないか、高額な自己負担を覚悟する必要があります。そのため、保険を選ぶ際には対応医師のリストも併せて確認しておくことがとても重要です。

また、引っ越しや転職で保険が変わった場合、それまで通っていた医師が新しい保険のネットワークに入っていないこともあります。その場合は、かかりつけ医を変更しなければならないこともあるため、保険選択の際にはこうしたリスクも考慮に入れる必要があります。

緊急時の医療機関について

ハワイの病院はかかりつけ医制・予約制が基本ですが、急を要する場合はどうすればいいのでしょうか。日本のように「体調が悪いから今日すぐ病院へ」というわけにはいきません。

急な体調不良やケガの場合は、以下のような選択肢があります。

  1. アージェントケア(Urgent Care):予約なしで受診できる救急外来施設。命に関わらない緊急性のある症状に対応します。待ち時間は長めですが、ERよりは費用が抑えられます。
  2. ER(Emergency Room):病院の救急救命室。命に関わる緊急事態に対応します。最も医療費が高額になりますが、24時間対応で重篤な症状に対処できます。
  3. かかりつけ医への緊急連絡:多くのかかりつけ医は、緊急時の連絡先を用意しています。症状を説明すると、その日のうちに診察枠を作ってくれたり、適切な対処法をアドバイスしてくれることもあります。

いずれの場合も、保険適用の有無や自己負担額はしっかり確認しておくべきポイントです。保険によってはアージェントケアの利用に追加料金がかかったり、ERの利用には高額な自己負担(コペイメント)が設定されていることもあります。

緊急時に慌てないためにも、加入している保険の緊急時対応と、自宅近くのアージェントケアやERの場所を事前に確認しておくことをおすすめします。

まとめ|ハワイで安心して医療を受けるために

ハワイでの医療は、日本とは大きく異なる仕組みが多く、最初は戸惑うことも少なくありませんでした。言語の壁、予約制度、高額な医療費、複雑な保険制度など、乗り越えるべき課題がいくつもありました。

ですが、日本語が通じる小児科医をかかりつけにしたこと信頼できる大人の医師を事前に調べて初診予約を取ったこと、そして職場推奨の医療保険に加入したことにより、家族全員が安心して暮らせる医療環境を整えることができました。

特に子どもの健康は親にとって何よりも大切なものです。言葉の壁がある中でも、症状を正確に伝え、適切な治療を受けられる環境を確保することは、海外生活の基盤となります。

ハワイで医療を受けるための準備チェックリスト

これからハワイでの生活を始める方のために、医療面での準備チェックリストをまとめておきます。

渡航前に準備すること

  • 医療保険の加入先を決める(職場、学校、個人契約など)
  • 保険のネットワーク内の医師リストを入手する
  • 日本語対応可能な医師を事前にリストアップする
  • 持病がある場合は英語での診断書や処方薬リストを準備する
  • 予防接種記録を英文で準備し、不足分があれば渡航前に接種する
  • 常備薬を十分な量持参する(処方薬は英文の処方箋も携帯)

渡航後すぐに行うこと

  • かかりつけ医(大人用・子ども用)の初診予約を取る
  • 保険証と身分証明書を常に携帯する
  • 自宅近くの薬局を確認し、初回登録を済ませる
  • アージェントケアやERの場所を把握しておく
  • 緊急連絡先(かかりつけ医、保険会社)を分かりやすい場所に保管する

情報収集と人脈が鍵

また、保険の選び方やドクターとの相性も重要です。我が家のように職場推奨の保険に入ったり、友人や現地の人におすすめの先生を紹介してもらったりするのも良い方法です。

特に日本人コミュニティでの情報交換は非常に価値があります。実際に医療機関を利用した人の体験談や、日本語対応の医師の評判、保険会社の対応の良し悪しなど、生の情報を得ることができます。SNSやオンラインフォーラム、現地の日本人会などを活用して、積極的に情報収集することをおすすめします。

事前準備が安心につながる

「予約制」「かかりつけ制」「保険による制限」など、日本とは違う点を理解し、渡航前から準備を整えておけば、ハワイでも安心して医療を受けられます。逆に、準備不足のまま渡航してしまうと、いざという時に困ることになりかねません。

特に小さな子どもがいる家庭や、持病を抱えている方は、医療環境の整備を最優先課題として取り組むことをおすすめします。健康は何よりも大切な資産であり、それを守るための準備に時間をかける価値は十分にあります。

これからハワイで暮らす方は、ぜひ早めの情報収集と準備を心がけてみてください。最初は複雑に感じる医療システムも、一度理解してしまえば案外スムーズに利用できるようになります。そして何より、信頼できる医師との出会いが、海外生活の大きな安心材料になることを実感していただけるはずです。

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シリーズで読む「ハワイ子育て体験談」

本記事は、ハワイでの子育て体験談シリーズのひとつです。
「学校選び」「入学準備」「日常の買い物」「医療事情」など、実際の経験をもとにリアルな情報をお届けしています。
これからハワイでの生活をスタートする方や、移住を検討している方の参考になれば嬉しいです。

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