ハワイの小学校で驚いたこと9選|日本との違いと現地ならではの学校文化を徹底解説
ハワイの小学校に子どもを通わせてみると、日本との違いに驚くことがたくさんあります。教育システムや学校文化の違いは、移住前には想像もしていなかったものばかりでした。
「親が毎日送迎って本当?」
「イベントが多すぎて大変!?」
「給食はどんな感じなの?」
こうした疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。実際に子どもをハワイの小学校に通わせた経験をもとに、ハワイの小学校で驚いたこと9選を詳しくまとめました。
これからハワイに移住する方や、海外の学校生活に興味がある方、お子さんの留学を検討している方にとって、具体的なイメージを持っていただける内容になっています。日本の学校との比較を通じて、それぞれの教育文化の良さも再発見できるはずです。
ハワイの小学校で驚いたこと9選|実体験をもとに詳しく紹介
1. 13歳未満は一人で行動できない!送迎は親の仕事という法律
ハワイでは、13歳未満の子どもを一人にすることは州法で禁止されています。これは「Latch Key Law(かぎっ子法)」と呼ばれる法律で、子どもの安全を守るための重要なルールです。そのため、学校の送り迎えは基本的に親の役目となります。
日本では小学生が自分で徒歩や自転車で通学する光景が当たり前ですが、ハワイでは子供だけでの徒歩通学や自転車通学は認められていません。通学方法は主に以下の2つです。
- スクールバスを利用する(無料で提供される学区が多い)
- 親が車で送迎する(カープールを組む家庭も多い)
最初はこのルールにびっくりしましたが、治安や安全面を考えると納得です。働く親にとっては送迎時間の調整が課題になりますが、カープール(複数の家族で交代で送迎を分担する仕組み)を活用することで負担を軽減している家庭が多く見られます。
【実用的なアドバイス】学校近くに住む家族とカープールの相談をすると、送迎の負担が大幅に軽減されます。また、学校によっては放課後プログラム(After School Program)があり、仕事の時間に合わせて子どもを預かってもらえる制度も充実しています。
2. ビーチサンダルは禁止!? 持ち物ルールに見る文化の違い
入学時にもらった案内資料には、わざわざ「ビーチサンダルは禁止」と明記されていました。ハワイらしいエピソードですよね。常夏の気候で開放的なイメージがあるハワイですが、学校では安全面を重視したルールが定められています。
スニーカー着用が基本で、体育のときも同じ靴を使います。日本のように体育館用の上履きや外履きの区別はありません。教室も土足のまま入るため、靴の履き替えという概念自体がないのです。
ちなみに、娘たちが通っていた小学校の校長先生は常にビーチサンダルでした(笑)。先生や大人には比較的緩やかなドレスコードが適用されているようで、ハワイのリラックスした雰囲気を感じられる一面です。
【準備のポイント】子どもの靴は動きやすく履き慣れたスニーカーを複数足用意しておくと便利です。雨の日用も含めて2〜3足あると安心でしょう。
3. スナックタイムがある|おやつを持参するのが当たり前の習慣
ハワイの小学校では、授業の合間に「スナックタイム」という休憩時間があります。子どもたちは各自で持参したスナック(おやつ)を食べるのが習慣です。これは日本の学校にはない文化で、最初は戸惑いました。
私は最初この習慣を知らずにスナックを持たせなかったら、先生から「スナックを持たせてください」と連絡が来ました。スナックタイムは午前中の授業の合間にあることが多く、子どもたちが集中力を保つための大切な時間とされています。
それ以後、グラノーラバーやフルーツ、クラッカーなどを常備していました。学校によっては健康的なスナックを推奨しており、ナッツ類はアレルギーの子がいるため禁止されているケースもあります。
【おすすめのスナック】
- グラノーラバー(個包装で持ち運びやすい)
- カットフルーツ(リンゴ、ぶどう、バナナなど)
- クラッカーやプレッツェル
- ヨーグルト(保冷剤とセットで)
- チーズスティック
毎日準備するのは少し手間ですが、子どもの好きなものをまとめ買いしておくと楽になります。
4. 給食はカフェテリア方式!好きなものだけ取れる自由さと驚きのメニュー
ハワイの給食はカフェテリア方式です。食べたいものだけをトレーに取って食べるスタイルで、日本のように全員が同じメニューを食べる形式ではありません。
弁当を持参してもOKですが、給食を選ぶ子も多いです。日本のように「嫌いなおかずも頑張って食べる」という文化はなく、自由度が高いのが特徴です。子どもの自主性を尊重する教育方針が給食にも反映されているのでしょう。
ちなみに、ハワイの給食メニューはとってもシンプル。ホットドッグとオレンジとか、ミートスパゲッティとコーンなど、少ないメニューが繰り返し出ます。日本の給食のように季節感のある献立や郷土料理、栄養バランスを細かく計算したメニューとは大きく異なります。
この経験を通じて、日本の給食メニューはバランスも良く、多様な食品が提供されていたんだな、と実感しました。栄養士さんや給食室の職員さんたちが、子どもたちの成長を考えて毎日献立を工夫してくれていたことへの感謝が募りました。
【給食費について】ハワイの公立校では、家庭の所得に応じて給食が無料または減額になるプログラム(Free and Reduced Lunch Program)があります。申請すれば多くの家庭が利用できる制度なので、ぜひ確認してみてください。
5. 基本は置き勉|宿題に必要なものだけ持ち帰るスタイルで荷物が軽い
日本の小学生と違い、ハワイでは教科書やノートを学校に置いたままにするのが普通です。いわゆる「置き勉」が標準スタイルなのです。
持ち帰るのは宿題に必要なワークブックやプリント類だけ。日本のような大きなランドセル文化はなく、リュックサックに最低限の荷物を入れて通学しています。スナック、水筒、宿題用のフォルダーなどが主な中身です。
この軽量スタイルは、子どもの身体的負担を減らすという意味でも合理的だと感じました。日本では教科書を毎日持ち帰ることで復習の習慣をつけるという教育的意図もありますが、ハワイでは学校で学習を完結させ、家庭では限定的な宿題に集中するという考え方のようです。
【持ち物リスト】日常的にリュックに入れておくもの
- スナック
- 水筒(学校に給水器があることが多い)
- 宿題フォルダー
- 筆記用具(鉛筆数本、消しゴム)
- 学校からの配布プリント用のフォルダー
6. 寄付イベントが多い!寄付額ランキングにびっくりする文化
ハワイの学校では、さまざまな寄付イベント(ファンドレイジング)が頻繁に行われます。しかも寄付額ランキングが発表されることもあり、これには正直驚きました。
学校の遠足費用や備品購入、特別プログラムの実施などのために、保護者からの寄付を募るのはPTA活動の一環として理解できます。しかし、日本ではあまり見ない「寄付額を公表する」という文化には戸惑いを感じました。
ファンドレイジングの例としては、以下のようなものがあります。
- 商品カタログ販売(ギフト商品を親戚や知人に販売し、売上の一部が学校に寄付される)
- ウォーカソン(歩いた距離に応じてスポンサーから寄付を集める)
- バザーやカーニバル
- 直接寄付の呼びかけ
アメリカの文化では、コミュニティへの貢献や慈善活動が重視されており、学校への寄付も教育への投資という前向きな意味合いで捉えられているようです。参加は任意ですが、コミュニティの一員として何らかの形で協力するのが一般的です。
7. 校長先生がフレンドリー!学校案内までしてくれた温かい対応
入学前に学校へ挨拶に行ったとき、なんと校長先生が自ら学校を案内してくれました。これは本当に驚きの体験でした。
さらに編入予定のクラスまで連れて行き、担任の先生やクラスメイトに子どもを紹介してくれる丁寧さ。日本では校長先生と直接話す機会は入学式や卒業式くらいですが、ハワイでは校長先生が生徒一人ひとりに関心を持ち、積極的にコミュニケーションを取ってくれます。
廊下ですれ違うと名前を呼んで挨拶してくれたり、朝の登校時に校門で子どもたちを出迎えてくれたりと、フレンドリーな雰囲気に親としてもとても安心しました。
この経験から、ハワイの学校では管理職と保護者、生徒との距離が近く、オープンなコミュニケーションが重視されていることがよく分かりました。
【入学前の準備】ハワイの学校に入学予定の方は、事前に学校訪問をすることを強くおすすめします。校長先生や事務スタッフと顔見知りになっておくと、入学後もスムーズにコミュニケーションが取れます。
8. イベントの多さに驚き!スピリットウィークやハロウィンが盛大
ハワイの小学校はイベントがとにかく多いです。学業だけでなく、子どもたちが楽しみながら学校生活を送れるよう、さまざまな工夫がされています。
特に印象的なのは「スピリットウィーク」。これは学校精神を高めるための一週間で、曜日ごとにテーマが決まっています。例えば以下のようなテーマです。
- パジャマデー:パジャマで登校OK
- キャラクターデー:好きなキャラクターのコスチュームで登校
- クレイジーヘアーデー:奇抜な髪型で登校
- スポーツジャージーデー:好きなスポーツチームのユニフォームで登校
- カラーデー:指定された色の服で登校
子どもたちは大はしゃぎで、学校全体が一体感に包まれます。親としては毎日違う準備が必要で大変ですが、子どもの嬉しそうな顔を見ると頑張れます。
ハロウィンも本格的で、コスチュームを着て登校し、校内でパレードやパーティが行われます。教室もハロウィンの飾り付けがされ、お菓子をもらったりゲームをしたりと、一日中お祭り気分です。
その他にも、感謝祭前の特別イベント、100日目記念(入学から100日目を祝う)、カーニバル、タレントショー(子どもたちが特技を披露する)など、月に何度もイベントがあります。
準備は大変ですが、親子で一緒に楽しめるイベントが満載で、学校生活が豊かになります。こうしたイベントを通じて、子どもたちは自己表現や創造性を育み、クラスメイトとの絆も深まっていきます。
【イベント対応のコツ】スピリットウィークなどのイベント予定は月初めに配布されるカレンダーでチェックしましょう。前もって準備しておけば慌てずに済みます。また、コスチュームはリサイクルショップやセール時に購入しておくと経済的です。
9. 先生とのやり取りがスピーディー&オープンで風通しが良い
日本の小学校では連絡帳が主なコミュニケーションツールですが、ハワイでは連絡帳はなく、メッセージアプリで先生と直接やり取りします。
「今日お友達と喧嘩してしまいました」「スナックを持たせてください」といった連絡も、先生からメッセージアプリで送られてきます。ClassDojoやRemindなどのアプリが一般的で、写真や動画も共有できるため、学校での子どもの様子がリアルタイムで分かります。
返信も気軽にできるため、日本よりも先生との距離が近く、オープンな関係だと感じました。何か心配なことがあればすぐに相談でき、先生も迅速に対応してくれるので、安心して子どもを預けられます。
また、保護者面談も定期的にあり、学習進度や学校での様子について詳しく話を聞くことができます。子どもの成長をサポートするために、学校と家庭が協力し合う体制が整っているのです。
【コミュニケーションのポイント】英語に不安がある場合でも、翻訳アプリを使いながら積極的にコミュニケーションを取ることをおすすめします。先生方も多文化環境に慣れており、理解しようと努めてくれます。
まとめ|ハワイの小学校は自由でフレンドリー!文化の違いを楽しもう
ハワイの小学校は、日本と比べて自由でイベントが多く、親の関与も大きいのが特徴です。送迎の義務、頻繁な寄付イベント、スナックの準備など、最初は戸惑うこともたくさんありました。
しかし、文化の違いを楽しむ姿勢で臨むことで、子どもにとっても親にとっても貴重な経験になります。ハワイの学校では、子どもの個性や自主性を尊重し、多様性を認め合う教育が行われています。イベントを通じて学校コミュニティとのつながりも深まり、異文化理解の良い機会となるでしょう。
これからハワイで子育てをする方は、「日本と同じ」を期待するのではなく、「現地の文化を楽しむ」気持ちで挑むと、より充実した学校生活を送れるはずです。
【移住準備のアドバイス】
- 学区選びは重要です。学校の評価サイト(GreatSchools.orgなど)で情報収集しましょう
- 入学前に必要な予防接種や健康診断を確認してください
- 英語学習サポート(ESL)の有無を確認すると安心です
- 現地の保護者コミュニティに参加すると、有益な情報が得られます
ハワイでの学校生活は、きっとお子さんにとって一生の宝物になるはずです。
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シリーズで読む「ハワイ子育て体験談」
本記事は、ハワイでの子育て体験談シリーズのひとつです。
「学校選び」「入学準備」「日常の買い物」「医療事情」「習い事」「友達作り」など、実際の経験をもとにリアルな情報をお届けしています。
これからハワイでの生活をスタートする方や、移住を検討している方、海外での子育てに興味がある方の参考になれば嬉しいです。ハワイでの子育てには不安もありますが、素晴らしい経験もたくさん待っています。一歩を踏み出す勇気を持って、新しい生活を楽しんでください。

